僕のワンダフル・ライフ
「犬生の意味とは?」
公開年:2017
監督:ラッセ・ハルストレム
上映時間:98分
過去の記憶を持ったまま転生を繰り返すある犬は、一つの犬生(犬の人生)の中でイーサンと出会いベイリーと名付けられる。イーサンとの暮らしと、その後も転生を繰り返す中で様々な人間との暮らしに関わり、生きる意味を見つけて行く。
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予備知識なく見たので、オムニバス映画ということに気づくのに時間がかかってしまいました、、基本的に犬目線で話が進み、犬の心情がナレーションで表され、人間「あっち行け!」犬「あ、遊んでくれてる!」と、犬の思いが人間の心理とは真逆だったりするのが面白かったです。
ただ、いかんせんオムニバスなので、犬の死で物語がほぼリセットされ、中盤以降は伏線もなく(ラストの話は最初と繋がっていますが)、犬の死もほとんど脈略がなく突然で、ご都合主義だなぁ、、と思わされてしまうことが多々ありました。
イーサンとの物語以外はほとんど印象になく、結婚する男女の話とか、その次のほとんど外で繋がれたままの暮らしとか(ここは寂しさや葛藤の部分かもしれませんが)、そのストーリー必要?と不思議な気持ちで見ていました。
見所としては、犬の名演でしょうか!これは本当にすごいので、そういう意味では一見の価値ありです。
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